7月11日(水)・神宮球場で行われた「ヤクルト vs 巨人」14回戦・最終日。ヤクルト先発は大下、対するジャイアンツの先発は山口俊。ここまで7連敗中のスワローズに対しジャイアンツは打線好調で3連勝中!今日の勝って勢いに乗ったままオールスターを迎えたいところ。そんなスワローズ対ジャイアンツ試合を振り返ってみたいと思います。
試合結果
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
広島 | 2 | 0 | 3 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 7 | 10 | 1 |
巨人 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 3 | 13 | 0 |
ヤ:
ヤ:大下➝原➝星➝近藤➝中尾➝石山
スターティングメンバー
- 遊:西浦 直享
- 中:青木 宣親
- 二:山田 哲人
- 左:バレンティン
- 右:雄平
- 三:川端 信吾
- 中:坂口 智隆
- 捕:中村 悠平
- 投:大下 佑馬
- 遊:坂本 勇人
- 二:吉川 尚輝
- 三:マギー
- 一:岡本 和真
- 左:亀井 善行
- 右:長野 久義
- 中:陽 岱鋼
- 捕:宇佐見 真吾
- 投:山口 俊
本日の戦評
絶好調の亀井がこの日2本のホームラン!ヤクルトに3連勝!!
1回表、スワローズはルーキーの大下が先発、対するジャイアンツは昨日見事なホームランを放っているキャプテン坂本から。その坂本が内安打で出塁すると3番マギーがセンターバックスクリーンに飛び込む2ランホームランを放ち、早くも2点を先制。その後得点のチャンスを得るも、活かせずこの回は2点まで。
その裏、ジャイアンツ先発山口俊の立ち上がりは、先頭打者をいきなりフォアボールで歩かせると、続く2番青木にライト前ヒットを打たれるなどあまり調子が良いとは言えない状態。さらに4番バレンティンにヒットを打たれ1点を返されると5番雄平にもヒット、1アウト満塁と最悪逆転もあり得るピンチな場面で6番川端。
その川端はショートゴロに打ち取ったがダブルプレーが取れず、その間に1点を返され2対2の同点、ゲームは振りだしに戻った状態に。その後もフォアボールなど与え満塁とされますが、何とか切り抜け2失点でこの回は負えました。
その後は両チームとも無得点で進み3回表、この回先頭打者の吉川尚輝が上手くライト線へのヒットを放ち駿足を飛ばして見事3ベースヒット!続づくマギーが左中間を破るタイムリー2ベースヒットで1点勝ち越し。さらに5番亀井の7号となる2ランホームランが飛び出し2点追加で5対2。さらにスワローズとの点差を広げます。
そしてゲームは進み5回の表、巨人は岡本や亀井などの連続ヒットで1アウト満塁とし、7番陽岱鋼がフォアボールを選び見事押し出し!さらに1点が追加され6対2、さらに追加点の入れられる絶好な場面でしたが、後が続かず結局この回は1点のみで終了。なんとももったいない場面でした。
スワローズは6回の裏、7番坂口がヒットで塁に出ると、9番藤井が右中間を破る2ベースヒットを放ち1点を返して6対3と3点差に迫りますが、山口俊の粘り強いピッチングもあり失点1でなんとか投げ切りました。
巨人はその後、7回の表に今日2本目となる亀井の8号ソロホームランが飛び出しさらに1点を追加、7対3とし再びスワローズとの点差を引き離します。
7回裏からは山口俊に代わって2番手に田原がマウンドに。田原はヒットを打たれながらも何とか無失点で切り抜け、8回は3番手の上原。その上原もピンチは背負うものの何とか無得点に抑え9回裏へ。
9回裏のマウンドには当然守護神であるマシソンがマウンドに上がり、3番山田哲を空振り三振、4番バレンティンをショートゴロ、5番雄平には内安打を打たれますが、6番上田をセカンドフライに打ち取り試合終了。7対3でジャイアンツが勝利し4連勝!一方スワローズは8連敗となりました。
巨人ファン目線で試合を振り返ってみて
1回表からマギーの2ランホームランから始まり、3回には亀井の2ランホームラン、さらに7回にも今日2本目となる亀井のソロホームランなどで合計7得点。亀井は今日4安打でうち2本のホームランとかなり絶好調!ここ最近の試合を観ている限り、亀井の調子が非常に良いのがわかります。
それから吉川尚輝、この選手も大事な場面でタイムリーやヒットを打ったりと何らかの形で出塁したりと、2番打者として非常に良い仕事をしているのも目につきます。
特に最近のジャイアンツは1番から打撃好調な選手が続いているので、打線の繋がりが非常に良いです。このまま好調をキープし、ドンドン点を取って行って欲しいですね。
一方、投手陣も3点は取られてしまったものの、ピンチを乗り越え最後まで粘り強いピッチングをしてくれたので、今日のジャイアンツは投打ともに噛み合ったとても良い試合だったと思います。
これでスワローズとの3連戦は見事3連勝で終え、ここまで4連勝とチームとしても非常に良い状態が続いていますので、このまま好調をキープし、勝ち進んでいくことを期待しています。
負:大下 佑馬(0勝1敗0S)