8月25日(土)・東京ドームで行われた「巨人 vs 阪神」20回戦・3連戦の2戦。ジャイアンツの先発は菅野智之、タイガースの先発は小野泰己。この両先発で試合はスタート!左脇腹を痛めて登録抹消となっていたジャイアンツ坂本勇人が今日から1軍復帰となり坂本の活躍が期待される「巨人対阪神」の伝統の一戦。残り試合も少なくなっていく状況のなか、両チームとも負けられない戦いが続く。そんな白熱した試合を、ジャイアンツファンである僕から目線で振り返ってみたいと思います。
試合結果
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
阪神 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 7 | 1 |
巨人 | 2 | 0 | 0 | 2 | 1 | 0 | 1 | 0 | X | 6 | 10 | 0 |
巨:岡本(24号)
巨:菅野
スターティングメンバー
- 遊:坂本 勇人
- 中:重信 慎之介
- 三:マギー
- 左:岡本 和真
- 一:阿部 慎之助
- 右:長野 久義
- 二:田中 俊太
- 捕:小林 誠司
- 投:菅野 智之
- 二:糸原 健斗
- 遊:北條 史也
- 左:福留 孝介
- 右:糸井 嘉男
- 一:ナバーロ
- 中:伊藤 隼太
- 三:鳥谷 敦
- 捕:梅野 隆太郎
- 投:小野 泰己
本日の戦評
2日連続の完封でカード2連勝!!坂本勇人も1軍復帰でチームに勢いがつく!
1回表、ジャイアンツ先発菅野の立ち上がりはあまり良くはなく、3番福留に対してフォアボールを与えると、4番糸井にショートへの内安打を打たれ1回からいきなり得点圏にランナーを背負う。さらに5番ナバーロにもフォアボールを与えるなど、制球の乱れてが止まらない。しかし、次の6番伊藤をサードのファールフライに抑え、何とか満塁のピンチを無得点で切り抜けた。
その裏、ジャイアンツの攻撃は、今日ケガから復帰した坂本からという打順で、その坂本が復帰後即ライト前へヒットを放ち、続く重信がしっかり初球でバントを決め、1アウト2塁と得点圏にランナーを置くチャンスの状況で3番マギー。しかしマギーは空振り三振に倒れ、2アウト2塁となって4番岡本。その岡本が振り抜いた打球はレフトスタンドへ飛び込む24号ツーランホームラン!ジャイアンツが2点を先制。
制球がうまく定まらず、立ち上がりに苦労していた菅野ですが、その調子も回を重ねるごとに良くなり無得点ピッチングが続く。そして4回の裏、この回先頭打者の岡本がフォアボールで出塁、続く5番阿部がライト前ヒット、その後バッテリーエラーでノーアウト2塁、3塁となり、6番長野がレフトオーバーの2点タイムリーツーベースを放ち2点追加で4対0。そして5回の裏、重信のツーベースヒットと岡本のタイムリーヒットで1点追加5対0と、さらにタイガースとの点差を広げます。
さらに7回の裏、重信のファーストへの強襲打をナバーロがエラーして出塁し、続くマギーがヒット、岡本はフォアボールを選んで満塁。その後阿部の犠牲フライで重信が帰って1点追加し6対0。
立ち上がりの制球に苦しんでいた菅野も尻上がりに調子も良くなり終盤、8回、9回と無得点ピッチングが続き、終わってみれば菅野は完封勝利で見事ジャイアンツが勝利しました。
巨人ファン目線で試合を振り返ってみて
1回表からいきなり満塁のピンチを背負うなど、お世辞にも良いとは言えなかった菅野の立ち上がりでしたが、終わってみたらタイガース打線を0点に抑えるという完封勝利。
制球がなかなか定まらないなかでも、しっかり修正していくところがやはりエースなのでしょう。お見事でした!
そして今日はキャプテン坂本勇人が、ようやく約1ヶ月ぶりにケガから復帰しました。その復帰直後の打席でいきなりヒットを打つなど、やはりキャプテンとしての存在感は健在です。
それから、今日先制の2ランホームランにタイムリーヒットを放ち、計3打点をあげた岡本和真。巨人の4番として本当に頼もしい人材へと成長してくれました。また、今シーズン岡本だけが全試合に出場しているということで4番としての風格も感じられるようになりました。残り試合もあとわずかになってきましたが、1本でも多くのホームランが飛び出すことを期待してします。
今日の試合は投打にかみ合った非常に良い内容の試合でした。それに昨日に引き続き完封での2連勝というのはチームにとって非常に大きい勝ち方です。この調子で明日も勝利し、カード三連勝といきましょう!
最後に、本日の試合のハイライト映像
明日の勝利も期待しています!
負:小野 泰己(7勝4敗0S)
S:-