この日の巨人戦【2018年8月12日/対広島】試合結果と戦評

8月12日(日)・マツダスタジアムで行われた「広島 vs 巨人」との19回戦・3連戦最終日。両チームとも総力戦となり引き分けで終わった昨日の激戦から一夜明けての今日。カープは福井、巨人は今村、この両先発で試合がスタート。ジャイアンツは何としてでもカープに勝利し、良い状態のまま神宮に乗り込みたいところ。そんな「広島 vs 巨人」の白熱したカード最終日の試合をジャイアンツファンである僕から目線で振り返ってみたいと思います。

試合結果

1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
巨人 1 1 0 0 4 2 0 0 0 8 11 1
広島 0 0 0 0 1 0 0 3 0 4 8 0
責任投手
勝:今村 信貴(4勝2敗0S)
負:福井 優也(0勝3敗0S)
S:-
本塁打
巨:陽(8号)マギー(14号)
広:下水流(4号)鈴木(21号)バディスタ(18号)
投手リレー
巨:今村➝宮國➝池田➝アダメス
広:福井➝飯田➝高橋樹➝アドゥワ

スターティングメンバー

広島
  1. 遊:田中 広輔
  2. 二:菊池 涼介
  3. 中:丸 佳浩
  4. 右:鈴木 誠也
  5. 左:野間 峻祥
  6. 一:バディスタ
  7. 三:西川 龍馬
  8. 捕:磯村 嘉孝
  9. 投:福井 優也
巨人
  1. 中:重信 慎之介
  2. 遊:山本 泰寛
  3. 三:マギー
  4. 一:岡本 和真
  5. 左:亀井 善行
  6. 右:陽 岱鋼
  7. 二:マルティネス
  8. 捕:小林 誠司
  9. 投:今村 信貴

本日の戦評

今村の好投が光り、昨年から続くマツダ連敗をようやく止めた!

広島対巨人の19回戦、カード最終日となる今日の試合、ジャイアンツは昨日と打順を替えて1番重信からというオーダー。その重信がいきなりセンター前へ2塁打を放ち、直後バッテリーエラーの間に駿足を飛ばして三塁へ!ノーアウトランナー3塁という絶好のチャンス。続く2番山本はセンターフライに打ち取られますが、3番マギーの犠牲フライで1点を先制、次の4番岡本は空振り三振に打ち取られ、この回はマギーの犠牲フライの1点で終了。

そして1回の裏、ジャイアンツの先発今村は、1番田中をショートゴロ、2番菊池をセンターフライに打ち取るも3番丸にフォアボールを与え、4番鈴木誠也にレフト前ヒットを打たれレフト亀井のエラーもあって2アウト2塁3塁とピンチを背負う。しかし5番野間を見事ファーストゴロに打ち取りナントかピンチを切り抜けた。

2回表、この回先頭の亀井はレフトフライに打ち取られますが、6番陽岱鋼の今シーズン第8号となるソロホームランが飛び出し2対0と点差を広げます。その後マルティネスがフォアボールを選んだ後盗塁を決め、またしても得点圏にランナーをおきますが8番小林が空振り三振、9番今村も空振り三振とチャンスを活かしきれずこの回も1点のみ。

その裏、カープの攻撃は6番バディスタからでしたが、バディスタをレフトフライに打ち取り、7番西川はセカンドゴロ、8番磯村にレフト前ヒットを打たれますが9番福井を空振り三振に打ち取り見事無得点に抑えます。

その後両チームとも無得点のまま3、4回と回が進み5回の表、今日2打数2安打と非常に当たっている重信からの攻撃。その好調重信が今度は左中間を破るスリーベースヒットを放ち重信は今日3打数3安打の猛打賞!

ノーアウト3塁という絶好のチャンスで2番山本も同じ左中間を破るタイムリーツーベースを放ち1点追加!3対0とさらにリードを広げます。次に3番マギーもライトへツーベースヒットを打ち、ノーアウト2塁3塁と再びチャンスで4番岡本。その岡本もレフト前へのタイムリーヒットを放ち1点追加、4対0と点差が開きます。

5番亀井のところでカープは先発福井に代わって2番手に飯田を投入。亀井は代わったピッチャーからの初球を上手くセンター前へ運びタイムリーヒット!さらに1点追加し5対0とジャイアンツ打戦が繋がります。しかし次の陽岱鋼は見逃しの三振、マルティネスも空振りの三振、次の小林は申告敬遠でツーアウト満塁となり9番今村のところでまさかの押し出しフォアボールを与えさらに1点を追加し6対0。打順は1番に戻って今日3安打している重信!でしたがここは空振り三振に抑えられてスリーアウト。ジャイアンツはこの回4得点とビッグイニングとなりました。

そして5回の裏、カープの攻撃は9番ピッチャーからというところで代打に下水流が送られその2球目、真ん中に入ったスライダーを左中間スタンドにホームランを打たれて6対1。しかし6回表、先頭打者の2番山本がレフト前ヒットを打つと3番マギーが14号のダメ押し2ランを放ち8対1とカープとの点差を大きく広げる。

その後、6回、7回と両チームとも無得点のまま回は進み、好投を続けてきた今村は7回までを投げ切り8回からは2番手宮國に交代。しかしその宮國が3番丸にフォアボールを与えると続く4番鈴木に21号となる2ランホームランを浴びてしまう。さらにそのあと6番バティスタにも18号ソロホームランを打たれる大乱調っぷりで4点差に縮められ3番手池田に交代。代わった池田がこの回をしっかり抑えて3アウト。

そして9回、カープはエドゥワ、ジャイアンツはアダメスが最後に投げ合い両チームとも無得点のまま試合終了。結果は8対4でジャイアンツが勝利しました。

巨人ファン目線で試合を振り返ってみて

出典:読売巨人軍公式サイト

昨日は2対2の引き分けでしたので、一応マツダスタジアムでの13連敗は止まったことにはなるけれど、やはり勝負の世界は勝たなければ意味がない!

そんな中、本日先発の今村投手が見事なピッチングを魅せてくれましたね!今村投手は3つの死球を与えるも7回までを投げ切り5安打1失点、さらに5つの三振を奪うなど非常に良い内容の投球でした。

また、今日は打線も好調で、陽岱鋼とマギーのホームランや重信の3安打など、計11安打8得点と打線の繋がり方も非常に良かったです。

しかしながらやはり大きな課題は中継ぎ陣の層の薄さにあります。7回まで1失点で抑えてきた今村から代わったとたん、2本もホームランを打たれるとか非常に深刻な問題です。中継ぎ問題を早急に何とかしないと、たとえクライマックスシリーズに出れたとしても状況はかなり厳しい状態です。

特に澤村とアダメスにはしっかり最後を締めくくれる安定したクローザーになっていただきたいものです。

まぁでもようやくマツダスタジアムでカープに勝てたということは非常に大きなことですから、これを機に少しでも首位との差を縮めていけるよう一戦一勝で進んでいってもらいたいです。

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松田健司個人事業主・Webライター
仕事でWebサイトの運営に携わることになり、CSSやHTMLなどをそれなりに勉強「なんて奥が深いものなんだ!」なんて実感する今日この頃。現在も日々楽しく奮闘中!ちなみにタリーズコーヒーに今ハマってます。