「政治家たちは、一体誰を見て仕事をしているのか?」
2026年1月20日、高市首相の強気な発言を聞いて、そう感じたのは私だけではないはずです。
昨日発表された「消費税ゼロ」という華やかな公約。
しかし、その裏側で行われているのは、任期を3年近くも残したままのリセットボタン──
本来なら今すぐ議論すべき「物価高対策」や「新年度予算」を放り出し、自分たちの議席を守るために数百億円の税金を使って選挙に走る。
このあまりに自分勝手な「政治の空白」に、一人の生活者として黙っているわけにはいきません。
今回は、今回の解散が私たちの暮らしにどれほどの実害を与えるのか。
そして、その裏に隠された「自己都合リセット」の正体について、忖度なしで切り込んでいきます。
1月20日、高市首相「勝利への自信」に感じる違和感
昨日19日の解散表明から一夜明け、本日20日の自民党役員会で高市首相は「必ず勝利を収めたい」と意気込みを語りました。
党内は選挙ムード一色ですが、一人の生活者として言わせてください。
本来なら、今週23日から通常国会が始まり、物価高対策や新年度予算を議論するはずでした。
それを放り出しての解散。
この「政治の空白」が生むリスクを、私たちはもっと深刻に捉えるべきです。
任期を1000日以上残した「逃げ」の正体
今の衆議院議員の任期は、まだ3年近くも残っています。
わずか1年ちょっとでリセットボタンを押す理由が、「国民の信を問う」という綺麗な言葉だけで納得できるでしょうか。
正直に言えば、私にはこう見えます。
- 疑惑追及からの逃亡
予算委員会で野党から追及されたくない「不都合な真実」があるのではないか。 - 支持率の賞味期限
「女性初の首相」というご祝儀相場が消えないうちに、勝てるタイミングで選挙を終わらせたいだけではないか。
これを、「ウソまみれの自己都合」と言わずして何と呼ぶのでしょうか。
国民の生活よりも、自分たちの議席という生存戦略を優先する姿勢が透けて見えています。
「物価高対策が最優先」はどこへ? 予算成立の放棄という実害
高市首相は、これまで「予算の年度内成立を目指す」と繰り返してきました。
しかし、今回の冒頭解散により、2026年度予算案の3月末成立は事実上、不可能となりました。
その結果、何が起きるのか。
- 11年ぶりの「暫定予算」
本予算が決まるまで、最低限の支出しかできない応急処置の予算でしのぐことになります。 - 看板政策のストップ
期待されていた高校無償化の拡充や給食費無償化、さらには「軽油の暫定税率廃止」といった施策が、4月からの実施に間に合わない恐れが出ています。
「生活が苦しい」という悲鳴を横目に、自分たちの都合で支援のスタートを遅らせる。
これのどこが「国民のため」なのでしょうか。
数百億円の選挙費用があれば、今すぐ救える人がいる
今回の選挙にかかる費用は、全国で約600億〜800億円にものぼると言われています。
これだけの巨額の税金があれば、今すぐにでも困窮世帯への給付や、子育て支援の拡充が即座に実行できたはずです。
「国民の信任が必要だ」と叫ぶために、これほどまでのコストと時間をかける。
その優先順位の付け方に、生活者としての絶望を感じざるを得ません。
現場からも悲鳴「政治の空白」は机上の空論ではない
本日21日、自民党内では選挙に向けた必勝体制の確認が急ピッチで進んでいます。
しかしその一方で、東京や神奈川の5首長が「解散によって予算編成という最も重要な時期に選挙実務が重なり、行政が翻弄されている」と緊急声明を出す事態となっています。
政治家が「勝利」に酔いしれている裏で、私たちの生活を支える自治体の現場は麻痺しかけている。
これこそが、私の危惧していた「生活者無視」の最たる姿ではないでしょうか。
まとめ──自然な結末を待つのではなく、私たちの「一票」で審判を下す
誰かが彼らを懲らしめてくれるのを待つ必要はありません。
また、空から降ってくるようなバチを期待するのも違います。
「馬鹿なことをした」と彼らに後悔させるのは、他でもない、私たち生活者の「冷めた目」と、投票箱に投じる「一票」です。
2月8日の投票日まで、耳障りのいい公約に騙されず、彼らが何を放り出して選挙に走ったのかを、冷徹にウォッチし続けましょう。















勝利を確信する前に、やるべき仕事があるのではないでしょうか?